Do335A “PFEIL” (1/48タミヤ)

 発売前からいろいろと情報が流れて、発売されるのを心待ちにしていたキットです。 双発機ですのでさすがに機体は大きく感じますが、パーツ分割はさすがタミヤさんらしくつぼを良く押さえ、大変作りやすいキットでした。 各パーツの合いも良く気になる段差など皆無でしたが、水平尾翼の差し込みがきつくてそのままの状態ではしっかりと根元まで差し込めませんでしたので、機体側の突起を半分切って事無きを得ました。

  

 このキットのフィギュアは、Fw190D9のキットに入っているものと同じできの良い物ですので乗せてやることとし、すべてストレートに組み立てました。 各計器窓は黒を塗った後にクリアグリーンをやや薄くしたものを流し込んでやりました、またフィギュアの塗装はタミヤエナメル塗料を使用しました。

  

 この飛行機はDB603エンジンを2基搭載していますので排気管の穴あけ作業もいつもの倍になってしまいました(集合排気管だったら簡単なのですがね)。

 爆弾槽内もしっかりしていますので、閉じてしまうなどというもったいないことはやめて開けた状態で作ってみました。

  

脚部は細いパーツが多いので注意が必要ですが、組み立てそのものは見た目よりずっと簡単にできるようになっていて、さすがタミヤさんだと思いました。 作例ではオレオアームの軽め孔を開口し、銅線にてブレーキパイプを加えてやりました。

 翼端のピトー菅は真鍮パイプ+ピアノ線に交換して、ループアンテナはキットのものを削って薄く仕上げました。 なおこの完成品は先に行われた2000マルタカヤモデラーズギャラリーに出展し、多くの方に見ていただくことができました。 また、しばらくの間はマルタカヤ模型さんに展示させていただいていますので、お立ちよりの際は見ていただければ幸いです。

 

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