FW190D9 (1/48 タミヤ)

この作品は、宮崎模型SHOW2000に出展したものです。 このキットはタミヤさんらしく、とても組みやすくできていまして、各パーツの合いもすばらしいものです。 しかし、この飛行機の製作でやはりネックになるのは主脚のとり付け角度だとおもいますが、やはりこのキットもしっかりと角度を出せるようにまでは至っていないと思いますので、取り付けの際は注意が必要です。

  

コクピットはキットのままでも十分なできと思いますが、ここはちょっと奮発してアイリスのレジンパーツを使ってみました。 やはり細部のディテールはすばらしく申し分のないものです。 なお、私はスロットルレバーを自作し、下部奥の計器板に追加工作を施した以外は、ストレートに組みました。

 

機首カウルフラップは薄々攻撃をかけ、開閉作動索を伸ばしランナーで表現してみました。 エキパイはいつもどうり開口しています。 MG151は真鍮パイプにて貫通し、薬莢排出口を開口するとともに、ランナーから削り出して機関砲機関部の見える部分を自作しています。 Fur16ZYモラーネアンテナはファインモールドのエッチングパーツに交換しました。 

       

主脚はブレーキオイル・各油圧系統のパイプを追加し、オレオの軽め穴を開口してやりました。 なお、ガンカメラは真鍮パイプに透明エポキシでレンズを再現してみました。

リベット打ちも資料をもとに打ってみました。

塗装はいつものグンゼ産業です。 塗装例は第301戦闘航空団第1飛行隊ハーゲン・フォルスター軍曹の乗機だったもので、機首の赤い猫のマークがかわいいです。 作例ではカルトグラフの透明デカールにパソコンを使用して印刷したものを使いました。


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