YF-12A 60-6934

イタレリ 1/72

 YF12Aはロッキード社が1962年にマッハ3級の迎撃戦闘機の試作機として開発したもので、期待通りの性能を出した超音速戦闘機です。 胴体内部にウエポンベイを装備しミサイルの発射実験にも成功しています。 この機体は3機作られた同機種の中で無塗装部分がある機体で、他の機体は後のSR71同様黒い塗装になっています。
 キット自体はベテランの領域ですがこの機体のシルバー塗装をしたかったので挑戦しました。 モールドが凸だったのですべて彫り直し凹にしています。





 機体の仕上げが鬼門の銀塗装ということでかなり気を使って仕上げましたが、とても大変で何度もめげそうになりましたが何とか形にすることができました。 特に大きな改造をすることもなくきれいに仕上げることに努めました。 画像では判りづらいですが機体側面の端にあたる部分は気流や衝撃が当たる関係上細かいダメージ表現を加えています。 また、パネルによる質感の違いの表現も取り入れています。







 コクピットも若干手を入れて工作しています。 キャノピーを閉めてしまえば手抜きができますが、あえて開いた状態に挑戦しています。 ただし光の当たり具合と見る角度によってなかなか内部を拝めないのが残念です。 おまけにスマホのカメラがあまり良くないので今後綺麗に撮る機会があったら画像を入れ替えようと思います。
この完成品は鹿児島モデコン2019IN隼人iイオンタウンにてお盆の連休期間中に多くの方に見ていただくことができてとてもよかったと思います。

2019/08/22


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