STAR WARS DARTH VADER DARK LOAD OF THE SITH
1/12 バンダイ

 エピソード4からエピソード6までの初期の3部作における悪役キャラクターですがファンも多く私もその一人です。 悪役だけどかっこいい、そして感動的な最期で締めくくる憎めないところもあると思います。 この映画がエピソード4からではなく、1から放映されていたならもっと違っていたと感じます。
 さて、このキットはそのまま組み立ててもきれいに仕上がるお手軽スナップキットです、部品点数は多めでマントは硬質とポージングに対応するため軟質の物も付属していて選んで取り付けることができます。 作例のポーズはローグ1の時に表れて反乱軍兵士からの銃撃をもろともせず天井にフォースで張り付けて前進する様を表現していました。 まさに悪の権化といったダークネスな姿を意識してみました。


私はすべてしっかりと塗装で仕上げています。 ライトセイバーと胸部のランプ類、腰のランプはLEDで電飾しています。 ライトセーバーは付属の少し暗めのプラ材では発光は見込めないので、光を良く通すアクリル棒を削ってスクラッチしています。 LEDもちょうどライトセイバーの太さとほぼ同一なので上部を切断しライトセーバー手持ち部中央の部分と差し替えるよう工夫して工作しています。 ライトセーバー自体はそのままでは白く光るので、クリアレッド、蛍光レッド、シルバーを調色し光加減を考えた濃さで塗装しています。 胸部の小さなライト部は0.25mm光ファイバー3本を一列にして3段仕込んで上部をUVレジンで固めてそれらしくしています。 これらは電子IC工作キットを使って交互に点滅するように仕込んでいます。 腰部の四角い4か所は青色の四角いチップLEDを仕込み、開口部を可能な限りデザインカッターで広げて透明アクリルで蓋をしてクリア黄緑に塗装し、LEDの青と混ざって青緑に光らせています。


台座を少し幅を稼ぎこの中に点滅キット基盤、電源スイッチ、電源プラグを仕込んでいます。 LEDからの電線類はアース側を途中でまとめて1本にし、他の信号用ラインと合わせてマントで隠れた見えない部分を這わせ台座下に導いています。 光沢部の黒部分と肩から胸にかけてのプレート部は塗装の後にクリアでトップコートを軽くかけています。 目の部分は黒くて分かりづらいですがクリアーレッドでトップコートしています。胸のスイッチ類はマスキング塗装、マントは硬質を使用しつや消し黒で塗装しています。




作例は鹿児島モデコン2020に目標を合わせて作成しましたが、コロナの影響で展示会が中止になり残念です。 来年の鹿児島モデコンまで待てない方は、今年の5月連休中までは国分のマルタカヤ模型さんに展示させていただいています。 それ以降は福岡のホビーボックス井尻店さんに展示していただける予定です。

2020/4/19


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