日本海軍 重巡洋艦 最上 (1/700 タミヤ)

 最上型1番艦として生まれ、各地を転戦後ミッドウエイ海戦の折に損傷し、その後航空戦力の急遽増強の目的で航空巡洋艦として大改装を受けました。
 さて、このキットは現在のキットが出回る少し前に購入した古いバージョンのもので、値段も1300円でした。 すぐに新しいバージョンが発売されてしまい製作意欲をなくし押入れの片隅に寝ていたのですが、最近古いキットを見ているうちについ手が動いてしまい完成までこぎつけました。
 古いバージョンのキットなので、初期型と後期型が混同している変な?内容ですのでどちらかに修正してやる必要があります。 前に途中まで手を入れた段階で後期型にしていましたのでそのまま進めました。

 手すりはファインモールドの巡洋艦手すりセットを使用、主砲と舷側の4基の高角砲もディテールアップパーツを使用しました。 カタパルト・電探もファインモールドのものを使いました。 艦橋・煙突・マスト・後部対空機銃・後部甲板etc手を入れて後期型に仕上げました。 詳細な資料が手元になかったので細かいところまでは再現していないと思いますが、私の技量からしてこの程度が妥当なところか?と思っています。

 現在出回っている新しいバージョンは後期型を再現していますので、このキットは本来初期型を再現するべきなのかと思います。 
 海の土台は船体に合わせて波の部分を紙粘土で盛った後アルミ箔を一度くしゃくしゃにしたものを伸ばし、スプレー糊を使って貼り付けました。 あとはメタルプライマーを塗った後青を基調に色をつけて再現しました。

(2006/01/20)


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