WILHELM BAUER (U2540) レベル

 WW2でのUボートとしては終戦近くに作られた型で、プロポーションを見てもそれまでのものより進んだ形になっているのが見受けられます。 この船は終戦後自沈していたものを引き上げて各種実験用など1960年から1982年まで就役した後、ドイツブレーメルハーフェンの海事博物館に記念艦となって現在も展示されています。
 このキットは144スケールなので1/700にはない”迫力”が感じられ、少々高いキットですがその価値は十分にあると思います。 また、このキットはバージョン変えが存在し、戦時中のU2540と内部再現の両バージョンも出ています。






 キットの合いは良いほうですが、大きな船体を左右から組みあげた後、2分割された上甲板を載せるようになっていますので、この際の仮合わせをしっかりと行い接着をしっかりとしてやることが肝心です。 部品点数はスケールの割りに少ないほうなので、それほどのストレスも無く組みあがると思います。



 作例は、ほとんどノーマルに組んでいます。 手を加えたのは手すりの追加と、アンテナ線をピアノ線で工作した程度です。 基本塗装はクレオスのアクリル、スミ入れはタミヤエナメル。 ウエザリングはタミヤエナメルで行った後色鉛筆で仕上げています。

 最後に、このキットのデカールはかなりというより手が付けられないぐらい硬く、船体前後の目盛り状のデカールはともするとぱりぱりと割れてしまいます。 マークソフター等もなんのそのといった感じで、できれば複写をとって透明デカールに印刷しなおす等したほうが手っ取り早く対応できると思います。 また、デカール自体のノリも当然のごとく悪く、木工ボンドを溶いて使用しなければならないほどです。 ちなみに私はそのまま使用しましたので、かなり苦労をしました。

2004/12/14 UP


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