Bf109Tの工作(その1)
期間 2000 5/27〜6/5

1.コクピットパーツの工作及び塗装の準備

 まず最初に、コクピットパーツの加工からはじめます。今回の作例はキャノピーを開いた状態で作ることに決めていますので、外から良く見えるコクピット右壁は真鍮線・プラ材など利用して軽くディテールアップしてやります。 また、フットペダルはキットを削り薄くした後に極細バイスで軽め穴を開口してやりました。 なお画像にはありませんが、この後フットペダルのベルトを水道補修用のアルミテープを細く切ったもので追加しています。 左壁は、他の部分同様に塗装による陰影表現を加えることによってアクセントをつけ、キャノピー越しに覗いても納得できるように仕上げてやることにしました。  パーツを塗装する際の固定方法はいろいろあると思いますが、私はいつもこのように不用になったランナーを切ったものを利用して両面テープで固定するようにしています。 塗装するときはこのランナーの一端を持って塗装するわけですが、エアブラシによる塗装の方向・距離を自由にかつ手軽に設定できるので、とても作業がやりやすいです。

2.主翼インテークの加工

 

 このインテークの部分は外側から見てかなり肉厚がありますので、内側から削り「薄々攻撃」をかけてシャープさを出してやります。 画像にはありませんが、この後インテークの出口(後方)も同様に仕上げてやりました。 また、右の画像の支柱の部分がキットのままでは板状になっていますので、削り落として棒状にしてやります。

3.主脚の工作

 ブレーキパイプは脚基部のあたりから胴体に至る所は、脚に沿っているところよりも太くなっていますので、太さの違う銅線を使い分けています。 また、オレオの部分からタイヤホイール基部に至る個所はカバーがかけられていますので、ここも少し太めの銅線で表現しています。
 あと、脚基部に脚カバー支持板を0.2ミリプラ板で追加しています。

4.プロペラの加工

 この部分もキットのままでは厚さとエッジのシャープさが気になりますので、丁寧に仕上げてやります。


   Bf109Tの工作 (その2)

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