Bf109Tの工作(その2)
期間 2000 6/5〜6/10

5.翼端の延長及び、各パーツの工作 

 

 オイルクーラー前の整流板は、開口部を整形しますので、画像のように0.3mmプラ板で作り変えています。 さてこのキットの目玉“翼端の延長”ですが、レジンの翼端パーツに穴をあけ、2mm真鍮棒を差込んで主翼パーツとの接合部補強としています。 真鍮棒は主翼パーツにエポキシで固定しました。

  

 スピナー内側の見える部分の穴を開口しています。 MG17は、精密ドライバーの先を削って“キリ状”に自作したもので、それこそ“キリキリ”とテーパー状に銃口をあけてやっています。

6.キャノピーのマスキング

 

 キャノピーマスキングは、いろいろな方法がありますが、私はほとんどこのようにマスキングテープを小さく切ったものを使用しています。 たまに曲線部分や、大きな面積をマスクする場合にマスキングゾルを使用することがあるていどで、ほとんどこれでやってます。 また、キャノピーを開けた状態にするときは、必ず内側のフレームも塗装しますので、パーツに直接カッター刃が触れないこの方法が一番安全で確実だと思います。
 なお、閉じた状態にする場合内側からの塗装はほとんどしませんが、この際一番最初にフレーム内側の色を塗り、次にフレーム部分の光の透過を防ぐための塗装を行った後、外側の色を塗るようにします。

7.パーツの下地塗装

 

 

 まず最初にサーフェイサー#1000をエアブラシで吹き付けます。 サーフェイサーはグンゼ#1000を薄めて使っていまして、作り方はSA誌でも紹介されていますとおり、油こし紙を使って“ダマ”を取り除いて使っています。 誌面での言葉どうり、エアブラシで吹きますのでとてもきれいに仕上がります。 なお、私はいつも各パーツを工作に入る前に中性洗剤で洗うことにしていまして、この際古くなっていらなくなった歯ブラシを使っています。 
 コクピットの画像はRLM02とRLM66を塗装した後で、塗料はグンゼ産業のものを使用しています。 塗装の際、塗料を十分に薄め、レギュレーターにてエア圧を0.06まで落として塗装面を少しづつ作っていきますと、上質の塗装面を形成できます。


  Bf109Tの工作(その3)

inserted by FC2 system