Bf109Tの工作(その3)
期間 2000 6/10〜7/15

8.コクピットの塗装、組み立て

コクピット各パネル及びパーツを塗装した状態です。メーターパネルは各計器の目盛板をグンゼの白で塗った後、タミヤエナメル黒を流し込み、表面をシンナーをつけた布で慎重に拭い去り、その後少し固めのグンゼクリアーを落としこんでいます。 最後に計器の色分け塗装をし、エナメル塗料で軽くスミ入れをして完成しました。 照準機のガラスの部分は0.2ミリ透明プラ板に交換、本体レンズの部分は0.4ミリバイスで開口し、塗装が終わった後で透明エポキシを流してレンズの感じを出します。 

 

 コクピット内は塗装によるアクセントを付け、汚しと若干のはげチョロをつけて感じを出してみました。 シートベルトの金具類の部分などを、ファインモールドのエッチングパーツで追加しています。

9.主脚の塗装

  

 主脚パーツもこのようにおかしくならない程度に若干のトーンの違いを利用して、メリハリをつけてやります。

10.いざ、完成に向けて
 この後、宮崎で出品することになっていましたので、作業を急ピッチで進めた結果、カメラにその模様を収める余裕が無くなってしまい、後はこのようにマスキング作業の途中をカメラに収めただけになってしまいましたので、完成品の紹介のところで作業内容をお伝えします。
 なお、今回はリベット打ちもして、作品の出来上がりに花を添えています。 この直後にハセガワさんからリベット打ち用のスケールが発売になり、ちょっと悔しい思いをしました。 

  

 

 Bf109Tの工作は以上で完結としますが、また余裕を持って作成できるときを利用して機体の作成や、塗装の要領なども紹介したいと思います。 それでは、完成品の大アップでおしまいです。


inserted by FC2 system